この度、第5回定時社員総会にて皆様の総意を得て、私が代表理事の大役を仰せつかることになりました。設立時の服部代表、前任の東田代表が、粉骨砕身され、ここまで成長した本協会をお引き受けするのは、身の引き締まる思いです。

 (一社)日本鳥獣被害対策協会は、2013年9月に設立され、初年度は11社のペストコントロール業者からなる小さな集まりでしたが、2018年3月現在、合計44社で構成される団体となりました。今では参加企業の業種も広がり、建設業者、ガラスクリーニング業者、ビルメンテナンス業者などからもご入会いただいております。こうして集まった企業には、「道具や資材に詳しい者」、「現場経験が豊富な者」、「高所安全作業に長けている者」など、様々なスキルを持った技術者がいます。その技術者達が、組織の壁を越え、惜しむことなくノウハウを提供し合うことで、お互いのスキルは上達しました。共通の志で結ばれているから生まれた自由で闊達な風土かも知れません。今後も技術研修会や現場実習等を開催し、大型の現場は共同で施工し、日常的にはSNS等で情報共有しながら、会員同士の更なる技術向上に努めていく所存です。

 また都会で増え続け家屋に侵入するハクビシンやアライグマの獣害問題。個体数が著しく増加し、農業や生態系にまで被害を及ぼしているシカやイノシシの問題。危急の社会的課題となっております。こうした状況の中、当協会もその一環を担うべきという使命を感じており、行政機関との調査協力活動、学術機関と連携した啓蒙・教育活動など、公益的な活動にも力を入れ、野生生物とのよりよい共存関係を築くことを目指していきます。

 当協会会員の「最適なご提案」「高い技術力」「アフターフォロー」を行動指針とし、透明性のある活動を通じて、お客様や社会からご評価いただけるよう努力してまいります。今後とも、関係各位の皆様と共に活動を行ってまいりますので、より一層のご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。


2018年3月  
一般社団法人 日本鳥獣被害対策協会  
会長 重岡 雅也